『恋について僕が話そう』 秋元康 大和書房
ダイヤモンドの指輪をはめることも自己満足かもしれないけど、お茶を飲んで茶柱が立っているのを見つけることをも自己満足かもしれない。(P128)
著者は、自己満足がいくつあったかということが、人間の一生を楽しく送れたかということにつながると書いています。自己満足とは、必ずしも大きなものばかりではないし、身近なところで感じるものも多い。つまり、自分が幸せだと感じるならば、ハワイでクルーザーに乗って楽しいと思う自己満足と、部屋で音楽を聴いて楽しいと思う自己満足に変わりはないとも書いています。好きなことはいろいろあって、それは比較の対象ではないということですかね。
- 作者: 秋元康
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 1991/03
- メディア: 単行本
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