『彼女について』 よしもとばなな 文芸春秋

かごの中にはお菓子がいくつかとオリーブとワイン。まるで普通のカップルの買い出しみたいだった。この時間こそが積み重なって人生を作る血や肉となり、抽象的にも一番大事なものなのだと、私にはわかってきていた。(P180)


恋人との買い物だけでなく、家族との時間だったり、友人と過ごす時間だったり、時間を積み重ねたいと思う相手と過ごす時間が、自分にとっての生きることだということですかね。

本と過ごす時間って、どうなんでしょうね。つまり、ひとりで過ごす時間ってどうなんでしょうね。




彼女について

彼女について