『菜根譚』 洪自誠 岩波文庫 3

雪の積もった明月の夜には、心境も(その雪月の夜のように)、清らかに澄みとおるものである。また、のどかな春風に吹かれると、気持も自然に和らぎなごむものである。このように、自然と人間の心とは、少しの隙間もなく、全く一つである。(P323)

朝は少し涼しくなってきました。駅を出た瞬間、まだ暑いけど少し心地よい空気と朝日に体と心を委ねます。一日のうちで、最も生きててよかったと感じる瞬間です。こういう時間を持つと、当然仕事にも心の余裕が生まれ、よい仕事につながっていきます。週末は少し出かけようかしら。


菜根譚 (岩波文庫)

菜根譚 (岩波文庫)