『生きることと考えること』 森有正 講談社現代新書 2

明晰判明な認識を得て、それを自分の人生を豊かにするために使いたい。デカルトには、そういう考えがあった。(P94)


私は、自分が、考えるということを人生を豊かにするためにつかえているでしょうか?全然そうではありません。わたしの考えることの目的は、ほとんどの場合、だれかを怒らせないとか、誰かに非難されないことのような気がします。
茂木氏にしても、森氏にしても日本人のネガティブな特性を問題にしていますし、私も共感しています。でも、当然すべての日本人がネガティブな人たちばかりではありません。そんな誰かに会えた時はきっと幸せでしょうね。




生きることと考えること (講談社現代新書)

生きることと考えること (講談社現代新書)