『タイタンの妖女』 カート・ヴォネガット・ジュニア ハヤカワ文庫

「おれたちはそれだけ長い間かかってやっと気づいたんだよ。人生の目的は、どこのだれがそれを操っているにしろ、手近にいて愛されるのを待っている誰かを愛することだ、と」(P333)

もし、人生の目的があるのなら、それはすごく単純なものでなくちゃいけないと考えています。「私が話しかけることは、誰でもうれしいと感じるんだ。」と言ってた人がいます。そんな風に感じられたら楽しいだろうなとうらやましく思っていたのですが、ここで引用している目的に気が付いていたのかな。