『ウェブ時代をゆく』 梅田望夫 ちくま新書 2

「生きるために水を飲むような読書」といえば一番近いだろうか。本を読みただ楽しむとか、知識を蓄積するとか、そういうことは二の次になり、読書は「けものみち」を歩いていく上で大切な「自分の志向性の発見」のための道具になったのである。(P122)


けものみち」とは、一般的な企業組織に雇用される関係から離れて、自分の専門や好きなことを生かしつつ生計を立てていく生き方です。私には「けものみち」を歩いていく能力や社会性はありませんが、今の職業では幸せよりストレスの方が大きいと判断すれば、転職したいと考えるでしょう。自分の志向性の整理と発見は、どう生きていくにせよとても大切な作業だと思います。




ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)