『ウェブ時代をゆく』 梅田望夫 ちくま新書

アメリカでは小学校から(中略)相手の良いところを見つけ、見つけたら褒め、批判するにしても建設的に行うことを小さい頃から子供たちは体系的にたたきこまれる。(中略)そういう能力を磨くトレーニングを日本ではあまりしないのだろうか。「ある対象の悪いところを探す能力」を持った大人が日本社会では 幅を利かせすぎていて、知らず知らずのうちにその影響を受けた若い人たちの思考回路がネガティブになっているのだろうか。(P138)


私も同じことを感じます。
ちなみに著者は、「それでは新しい一歩を踏み出す勇気がでてこなくなる。」という文脈で指摘しています。


ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)